最近の Lenovo の発表などをみていると ThinkPad の X200 シリーズの次世代は X200 シリーズはなく X300 シリーズになる (X390) らしいね.フットプリントは同じで13インチ液晶になるだけなのかなぁと思っていたら X280 よりもフットプリントも大きくなるし,重量も重くなるみたい.それなら今のうちに12インチなモデルを購入するのが良いのかなぁと思い立ち.けど,実際の使い勝手はどうなんだろうなぁと思ってました.
店頭で X280 や T480, X1 carbon とかを触ると,少しの大きさの差なら X1 carbon の方が良いのかなぁと思うんだよな.質感も高いし.でも,一時期 X1 Carbon を使っていたこともあったんだけどやっぱり大きすぎてすぐに手放したことがあります.確かここの blog には書かなかったけど,第3世代の X1 Carbon を購入したんだったかな.
少し話は変わりますが...
いろいろな機種のレビュー記事が掲載されている The 比較 ってサイトがあります.このサイト,割りと良く見てるのですが,ThinkPad X280 のレビューページに X280 を評価目的で無料でお貸ししますとの記載があります.以前からちょっと気になっていたんけど,今回ちょっと借りてみようかなぁと思い立ち連絡を取ってお借りしてみました.:-)
ということで,借りた X280 と手元で使っている X250 を比較しながら簡単なレビューをだらだらと書いてみたいと思います.はい.
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あ,サイトにレビュー記事等を詳細に書くことは禁止って書いてますが,一応,許可は貰っています.
スペックは i5 8250U, メモリ 8.0GB.
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電源投入時にいきなりの Lenovo ロゴ.この Lenovo のロゴ,あんまり...以下自粛.まぁ,製品本質と関係ないから気にしなければ良いだけかな.
第一印象はやっぱり軽いですね.ただ,色が黒だし,質感もそれほど変わらないので手に持った感じではものすごい軽いって感じまではしないです.実際に量ってみたら X250 が 1360g に対して X280 が 1134g でした.200g くらいの差ですね.
電源端子が usb-c なのはやっぱり便利.借りた際に付いていた AC アダプターは使わずに,普段 MacBook で使用している Ankor の type-c 電源を使ったところ問題なく動作したのでそれで使っています.型番は Anker PowerPort+ 5 USB-C USB Power Delivery かな.
usb-c で充電できるし,必要になればモバイルバッテリーを使えば良いかと思いますので,バッテリーが外せなくなった点は特に問題ないかなぁと個人的には思います.
パームレスト部分の素材が X250 と全然違う感じ.X250 の方が汚れなさそうだけど,触った感触は X280 の方が良いですね.
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キーボードはやっぱり使いやすいです.X280 の方がクリック間はあるかなとは思いますが,手元の X250 は結構使い込んでるのであんまり比較にならないかも.14inch モデルと違って日本語キーボードだとちょっと左右が詰まっているので気になる感じだけど,個人的には US キーを使うので問題なし.
パッドは左右ボタンは手前に押し込む形で真ん中は奥に押し込む形.X250 はすべて奥に押し込む形.X280 の方が使いやすいかな.
なんか電源コード端子あたりから若干コイル鳴きみたいな音がしてるのがちょっと気になる.常に鳴っているわけでもなさそうなのでこの固体固有のものなのかなぁ?
Windows10 は軽く5分くらいいじってみて終了.
初期化状態で送って頂いたみたで,最初の電源投入時に初期設定が必要でしたが,その直後にも関わらずなんか dll まわりでエラーが出ていたのがちょっと気になるけどまぁ Windows なのであまり気にしない.
で,お借りする際に「分解して SSD を交換しても良いですよ」と言って頂いたので,手持ちの SSD に交換.使ったのは intel 760p 256GB.
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ということで SSD を交換して debian 10 buster をインストール.
SSD の交換手順はバッテリーを無効化してから裏蓋をとりはずして差し換えるだけ.
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裏蓋開けるのも X250 より簡単.開封のためにいつも使っている工具 iSesamo をつかってさっくり開封.
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元々付いていた SATA SSD から交換.
少しだけ中身をチェック.X250 に比べてすっきりしてますね.WWAN 用モジュールは搭載されてないけど,WWAN 用のアンテナ配線はされてないみたいだね.全部の機種でそうなってるのかな?WWAN が必要なら最初から搭載する方が良さそうかな.
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debian のインストールですが nonfree alpha5 の iso イメージを USB に書き込んで,USB ブートしてから SSD にネットワーク経由で新規インストール.secure boot を disable にしないとインストーラー起動できないのはお約束.
普通にインストーラーで wifi は認識.nonfree のイメージを使わないとおそらく wifi は認識できないかなと思います.gnome デスクトップ環境で普通にセットアップして再起動.
ざっと動作確認,wifi,サスペンド,レジュームなども問題なく動作しています.
何の設定も行わずに,クリーンインストールしたデフォルト状態で ThinkPad のファンクションキーも動作していますね.輝度調整とかボリューム調整とか.
実際に開発作業してる環境をコピーして動作させてみたら,うーむ,借りたマシンのメモリが 8GB でちょっと普段使ってるコンテナを動作させるのに足りないのでやっぱり重たいかなぁ.4G 以上スワップアウトしてる.けど,普通に使っている状態だとやっぱり X250 よりは動作が軽いかなぁと思います.2C/4T から 4C/8T になったのが大きいのかなぁ.
作業に使うにはやっぱり 16GB 必須かぁ.オンボードメモリなので,X280 で 16GB メモリを選ぶとちょっと値段も上がるし,ほかの選択しにもいろいろと制約が出るんだよなぁ.
手元の X250 は 2.5inch SATA な SSD だけど,上記のような感じなので SSD の速度差はあんまり感じないですね.熱的なことを考えるとノートパソコンだし NVMe よりも SATA な m.2 を選んだ方が良いかも知れないですね.値段も SATA の方が若干安いみたいだし.
ざっとそんな感じかな.
debian 10 + X280 で割と快適に使えそうな感じだけど,あとは値段次第かなぁ.モデル末期なのでもう少し安くなると良いんだけど.
ThinkPad は T500, T400, X1 など,いろんなシリーズを触ってきましたが,やっぱり個人的には12インチサイズの X200 系がバランスがとれている感じがして好きですね.
日本語キーボードってことでちょっと慣れない環境ですけど,もうしばらくいじってみます.はい.
簡単ですが,そんな感じで.
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